今、私は朝日新聞デジタル版を購読しています。
その理由は、私の仕事（小売・サービス・飲食業）に
繋がる記事が多くあるからです。
そんな記事と昨日出会いました。
それは、イスラム教徒向けにお土産を開発する岡田さんの記事です。
（３月６日総合２面）
そこでこんなフレーズを目にしました。
それは、
日本を訪れる外国人は年間１千万人に達し、イスラム教徒の来日も増えている。「相手が大事にしているものに配慮するのは最低限のマナー。外交官の基本です」
とありました。
すごくないですか。
僕の年下（岡田さんは２８歳）ですよ！！
これってお客様中心に物事を考えることが徹底されないと
気づかないことですよね。
イスラム教徒は、食べられるものが限られています。
豚肉が食べられないのはとても有名ですよね。
今海外からの渡航人数は１千万人の大台を超えました。
これも円安の影響でしょう。
消費がにぶるこの日本で、外国人が大切なお客様になっています。
しかし、外国人が食べられるお土産がない、という点に
岡田さんは着目しました。
では、なぜ今まで外国人が安心して食べられるお土産がなかったのか？
それは、業界の慣習のような一種の枠組みがあったわけです。
物事の中心は「作り手」にありました。
お土産市場は、まさに「名物」合戦のような状況でした。
それが、岡田さんが注目されるキッカケとなりました。
「外国人」のニーズに着目したのです。
目の付け所が、
作り手か買い手なのか、ということですよね。
私はこの記事を読んで、今のクライアントの商品やサービスは、
本当にお客様のニーズに合っているのか、
と考えさせられました。
あのドラッカー本にも「顧客は創造するもの」とあります。
売りたいものではなく、お客様が欲しいもの、とは何か？
この視点で物事を考えましょう。
（※とくにオーナーです）
新聞を手に取って自分の読みたいところだけを
読むのではなく、全体を読んでみると意外なところで
自分の仕事と関連のある記事が見つかります。
私は昨日この記事と出会って、
早速クライアントと情報共有しました。
普段読んでいる雑誌やビジネス書の枠組みから超えて総合的に
情報収集することで、今見ている雑誌もビジネス書も
違う気づきが得られるようになります。
ぜひ、一緒に新聞読みましょう。
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