売れない店は、お客様がくるのを待ちわびています。
いや、ただ待っているだけです。
この店にくるお客様は、完全な指名買いのお客様だけになります。
一般的に８０％のお客様は無目的で来店をして、
店に入ってから購入を判断する、というデータがあります。
指名買いはなんと２０％しかいない、ということです。
いや、実際のところはもっと下がるでしょう。
私の体感では過去の体験上数パーセントしかないと思っています。
１００名来店しても数名しか買わない、
これは非常に厳しいパーセンテージになります。
だから売れないのです。
お客様をわくわくさせる工夫がないから
いつまでも緊急度が高い指名買いのお客様しか店に
足を運ばないのです。
私も地元の駅にステーショナリーの店があるのですが、
最近行ったのは、
アスクルで頼み忘れた事務用品を買っただけ。
つまりそこで買う必要に迫られたのは、
滅多にない「危機感」からだけでした。
もし、店の前を通るたびに、
「おっちょっとおもしろそうだな」
「あっちょうどこういうの欲しかったんだよ〜」
と思わせる工夫があれば何度も足を運んでいたことでしょう。
ここの亭主は、一切工夫をしていませんでした。
そして、足を運ぶ時は決まってため息をついています。
自ら動いて売上がアップする販促考えて
トライアンドエラー重ねないと！と思うのですが、
そういった行動をとることがなく、
店を経営しています。
もしかしたら昔からのつながりで
定期的な特注があるから店が持っているから
良いのかもしれない。
しかし、そのツテがなくなったらどうなるのでしょうか。
見えているのは廃業だけです。
お客様を待つのが宿命なのは
店舗ビジネスならでは。
だからこそ、待ち続けるのではなく、
お客様が押し寄せるような施策を日々繰り返し打ち続けることが大切なのです。
こちらからのアクションが大切なのです。
待っていて「今日はお客様すくないね〜」と思わず愚痴ってしまったり、
「うちの商店街は集客がすっかりなくなってしまって・・・」と口にしても
一円も売上に貢献しません。
動きましょう。
そして、お客様が思わず足を踏み入れるような店を創っていきましょう。
どれだけ「すたれてしまった」といったところで結果は変わらないんだから。
その中でもできることを見つけて取り組んでいこうよ！
自分からの行動が大切。
店の前を歩いている見込み客はどんなメッセージに
反応するのか？
観察して考えてみてください。
一度A型看板に書いたらそのまま放置じゃなくて、
毎日書き直してみましょうよ。
メッセージが変われば集客も変わるんですから。
行動を変えましょう。
そうすれば成果が変わります。
行動は、自分たちから売上を創っていく具体的な行動をさします。
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