私が店舗コンサルティングで伺うときに、売れる店の店長は皆
自分の店のスタッフの自慢をします。
それはそれは聞いているこっちが恥ずかしくなるほど・・・
それだけ自分の店のスタッフのことが大切で
愛おしいんだと思うと、
感動して涙が出そうになるほどです。
そして、私はこのときに必ずスタッフさんに、
「店長って売れるようになってからみんなことを褒めるようになったんですか？」
と聞きます。
なぜこの質問をするのか、というと
売れるようになる前はスタッフを厳しく叱責をして、
売れるようになってから優しくなったと普通は考えるものだからです。
「そうですね、やっぱり売れるようになってから余裕が出てきたのでしょうか・・・」と容易に想像できる回答が返ってきたことは実は一度もありません。
なんとどの店でも最初から
「店長は私たちを信じて大切にしてくれています」
と言うのです。
これは売れる店長に共通することだな〜と思い
今回コラムで紹介することにしました。
あなたはいつ私が店に伺っても
「うちのスタッフは自慢のスタッフです！」と
言い切ることができますでしょうか。
いかがですか？
売れる店長は自店のスタッフのことを大切にしているからこそ
スタッフも店長を信頼してもっとがんばろう！と気合を入れて
店のために一生懸命働く、結果的に目標達成している、ということなのでしょう。
ポイントは、「最初から私たちを大切にしてくれた」というフレーズです。
売れるようになってから重宝するのではなく、
最初から大切な存在として接する、これですよね。
あなたはいかがですか？
自分の胸に手を当てて聞いてみてください。
それよりもガミガミ言ってばかりで
敬遠されていませんか。
もしそうだとしたらこの事例から学ぶことがありますよね。
スタッフはいつだって自分のことを必要としてもらいたいし、
大切にしてもらいたいと思っています。
時給云々の前に「人間関係」です。
信頼される、尊重してくれる、自分だって上司から
してほしいことなはずなのに、スタッフには厳しく接してしまう、
これではあなたの理想とする店を作るのは難しくないですか？
「今日も一日ありがとう。○○さんがいてくれて助かったよ」
のひと言でどれだけ救われるか。
言葉にしましょう。
感謝の気持ちを。
「ありがとう」はあなたの店のスタッフのモチベーションになります。
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