自店で働いてくれているアルバイトの人たちのやる気を
引き出すために私がやっていたことは、感謝を土台にしたマネジメントです。
通称感謝力マネジメントと言います。
内容はいたってシンプルです。
「認めて、褒めて、誉めて、ありがとう」です。
まず「認める」についてです。
「認める」というのは、お互いを承認するという言葉に相通じるものですが、
別の意味で「見・留める」と書くことが出来ます。
見てあげて具体的に褒めるということですね。
アルバイトはいつもリーダーに認められたいと思っています。
一生懸命頑張ったら、「今日、○○の仕事頑張ってたね」と
言ってもらいたいと常に思っています。
次に「褒める」についてです。
「褒める」は存在そのものを受け入れるということです。
「今日は働いてくれて、どうもありがとう!」
「今日○○さんがいなかったら、お店は回らなかったよ、ありがとう」
リーダーからこう言われることにより、
スタッフは「居場所」を感じることが出来ます。
そして「誉める」についてです。
前述の「褒める」との違いは、「成果」に対して誉めるということです。
「今日最高のレジさばきだったね、ありがとう!」
「今日の売上一番だね、本当にありがとう!」と
高まった忠誠心から引き起こされる行動や成果そのものを誉めてあげて下さい。
そして最後「ありがとう」についてです。
今までは個別に感謝を伝えてきましたが、ここではみんなで伝えるということです。
私は、働いていたお店で、全アルバイトの前で
誉められることが貯まらなく好きでしたし、次もまた頑張ろうとモチベーションが上がりました。
ぜひあなたのお店でも実践して、感謝に溢れる組織作りをしてみて下さい。