売れない店長に欠如しているもの、
それは店舗力の現状把握能力。
売れないのは、環境の責任でも
本部の責任でもない、店の責任。
売れる店長は自店舗の現在備わっている力を
よく把握しているため効果的な能力開発の
プロセスを自然としている店長が多い。
売れない店長は違います。
「手当たり次第」というのがわかりやすいのではないかと思います。
「今でしょ！」の林先生も言っています。
「適切な努力を重ねると成功できる」と。
そうなんです。
なんでもかんでもやればよいのではありません。
今の自分たちを内省することで見える課題や
目標達成に必要な能力をひとつひとつ見極める時間を
作ることが大切なのです。
とりあえずスタートをする実行力は
大切ですが、スタートした後に日々取り組んでも
大して成長の実感が得られなければどうでしょうか。
未達成感ばかりが残り、
「本当にこれはやる必要があるの？」
と今取り組んでいることを疑い、
何事も中途半端になってしまうタイプ。
もしあなたがそうだとしたら
今すぐ考える時間を作ることが大切です。
スタッフは成功体験の有無で仕事における
モチベーションが決まると言っても過言ではありません。
しかし、自身が成長をするプロセスを明確にする能力を
全員が持ってるとは到底思えない。
あなたのサポートが必要になるのです。
あなたがどんなサポートをすることでスタッフは
効果的に成長（適切な努力）をするのか？
を考えなければ行けません。
みんな同じことをさせなくてよいのです。
むしろ一人一人能力も違えば目の前の課題も違います。
足並みそろえるのが学校の話で、
ここはビジネスの現場です。
予備校のように能力におうじた教育を用意しないと
スタッフに成功体験を積ませることができません。
あなたはそれだけの教育の手法を確立していますか？
もし上司から受けてきた教育である「気合と根性」だけだとしたら
今すぐに手法を確立しなければいけません。
あなたのように高い意識で働く人は基本的にいません。
店は店長を超える意識も実力ももった人が入ってくる人はまれです。
だから同じ基準で考えるのを辞めることです。
気合と根性で成長できるのは自分だけだった、という解釈から
スタートしましょう。
そうでないとあなたはスタッフに無理を求めるばかりで
どんどん現場との温度感が生まれてしまいます。
一緒に働くメンバー一人一人がどうすれば成長し、
成功体験を積み上げファンを形成していくのか？
設計する時間を作りましょう。
あなたにはその責任があります。
働くスタッフが将来「どうして一流のビジネスパーソンになれたのですか？」
と聞かれたときに、「それは○○さんとの出会いが一番の理由です」
とあなたが紹介されるくらい記憶に残る上司になっていきましょう。
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