売れない店長の共通している資質、それは「ガンコ」です。
これは上との関係でガンコ、ということではなく、
対スタッフが「店長！○○した方がよいんじゃないですか？」
というアドバイスに対して、
「いいからお前は言われたことをやればいいんだよ！」と
受け入れないタイプの人のことを差します。
自分に酔いしれているダメ店長です。
お店とは一人で運営しているわけではありません。
一緒に働くスタッフに助けられて運営しています。
店長は何でもわかっているような気になっていますが、
実は直接お客様と毎日接しているスタッフの方が
「お客様が何を望んでいるのか」
「店のオペレーションの課題」
をよくわかっているケースが多いです。
しかし、店長はこの話を聞いても実行に移しません。
常に自分の意志決定が正しいと思っているからです。
これではスタッフも
「店長には何を言ってもムダだ」と思ってしまい
モチベーションも下がります。
きっとこれから店のために働こう！という
意欲は下がるでしょうね。
人の話を聞き入れることってとても大切です。
かの松下幸之助氏も新入社員の話に耳を傾けて
メモを取られたそうです。
自分は不完全で多くの人に助けられて今がある
という謙虚な姿勢は売れる店長になるためには
絶対不可欠な資質です。
残念ながらあなたは不完全です。
（私も不完全です）
だからスタッフの話にはもっと耳を傾けましょう。
そして、まずはスタッフの話の通りに実行に移す
サポートをしてあげてください。
あなたが善し悪しをジャッジするのではなく、
お越し頂いたお客様がジャッジするものです。
つまりスタッフのアイデアを形にして
売上アップすればそれは良い、変わらなければ
一緒に改善をして成功に導くサポートをしてください。
結果に繋がればスタッフは成功体験をつみ、
さらに努力を重ねて店とお客様に貢献してくれることでしょう。
芽を摘んではいけない。
わかりましたか？
精一杯サポートをして、
本人の取組みを成功させてください。
良くないのは、チャンスを与えて
放置してできなければ「やっぱり私の方が正しい」
と思い知らせることです。
売上達成のためにはスタッフのアイデアが必要です。
どんどんチャレンジしたくなる意欲作りのためにも
あなたが脇役となり、スタッフを主役にしてあげましょう。
そうすればあなたの店は大きく変わるはずです。
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