店舗経営は参入しやすい。
箱と商品と人を用意すれば始めることができます。
別に経験がなくても、
小売・飲食・サービス業（店舗経営）は始められます。
しかし、ここでうまくいく店と
うまくいかない店に分かれます。
店舗経営の秘訣は何なのか？
私は年３００店舗近く仕事で伺いますが、
上手くいってる店とうまくいかない店の
違いが日に日にわかってきました。
もちろん例外パターンもありますが、
たいてい店舗経営には共通点があります。
これから複数回にわけてご紹介します。
今日ご紹介する店舗経営の秘訣は
清掃についてです。
私は朝礼から参加させていただくのですが、
朝礼後にどの店も掃除をします。
この掃除の仕方が大切です。
一人ひとり役割が発表されて、
掃除に向かう姿勢を見ると、
この店のスタッフのお客様への想いがよくわかります。
掃除をちゃんとしないところは、
お客様が綺麗な店で過ごすことの価値に
気づいていない、もしくは面倒くさいという
自分の都合を優先している、というのが動作に表れます。
店舗経営はスタッフの習慣で売上が決まると言っても過言ではありません。
私は店の中で掃除をするスタッフの様子をうかがいながら
ウロウロします。一緒に掃除します。
（※邪魔になるのであまりいませんが・・・）
私は掃除についてはついルーチンになりがちで
毎日きまったところしか掃除をしなくなります。
もちろんすべて行き届いていればよいのですが、
あまりそんな店を見たことがありません。
いつも同じところを掃除しているので綺麗な場所は
綺麗なのですが、手付かずな場所もすぐに発見できます。
これが少ない、もしくはない店はやはりうまくいっています。
細部まで気を使える、というのがお客様接客にも表れます。
同じことを繰り返す習慣で仕事をすると、
接客もワンパターンになりがちです。
いらっしゃいませ～→よろしければ履いてみてください。
→お似合いですね～→お会計はこちらです。
と、このようにです。
お客様に合わせた接客ができません。
店舗経営の観点から、
掃除と接客の意外な関係に私は気づきました。
というよりも思考や習慣パターンとも言って良いかもしれません。
その人の考え方が掃除や接客に表れる、ということです。
あなたはいかがですか？
毎日掃除に手を抜かずに取り組んでいますか？
また、今までとは違うところの掃除ができていますか？？
必ず今の習慣が接客にも表れます。
習慣を変えていきましょう。
より細かいところにも気づける目を掃除を通して
養っていきましょう。
細かいことに違和感を感じられる目を養った時に、
あなたの店の接客力は格段に上がるでしょう。
それだけ成約率も客単価も上がる、ということです。
まずは掃除の仕方を見てみましょう。
そこから店舗経営はスタートです。
