売れる接客を実践するには、心構えが大切です。
中でもこれから説明する３つの心構えは
とてつもなく重要なモノです。
１）焦らない
人は売上に焦り始めると強引なセールスになりがちです。
これで良い結果に結びつくことはほとんどありません。
焦れば焦るほど売り込み色が強くなります。
「売らなければいけない」という気持ちが
裏目に働くとお客様のニーズよりも
自分のことを優先してしまいます。
これがよくないのです。
私の秘密のワークでも
ほぼ全員の方に焦ってもらいます。
ワークを聞いているとわかるのですが
売り込み色がとても強くなります。
聞くたびに改めて「焦るのはよくない」と
思い知らされます。
２）イライラしない
日々働いていれば気分に左右されることがあります。
これも店頭においてはＮＧです。
イライラしていると自然と無表情の時間も長くなり、
店の雰囲気が悪くなります。
店の雰囲気が悪くなればそれだけ、
お客様も快適な買い物ができなくなってしまいます。
イライラせずに、常に笑顔で働けるよう
心がけたいものです。
３）慌てない
人は知らないことを聞かれて対応を迫られると
慌ててしまいます。
慌てるとますます慌てます。
そして、多少なりともパニック状態に陥ります。
これでは最適なサービスを提供するのは難しいでしょう。
大切なことは、どこに何があるのかをはじめとした
オペレーションと正確な商品知識です。
これを身に着けることが最初のステップとなります。
以上です。
いかがですか？
どれも店頭の敵ですよね。
ではこの三つを店頭から排除するためにはどうしたらいいのか？
それは「余裕」を身に着けることです。
これは過去のコラムでも紹介しましたが、
重要なので再度。
余裕があれば、
慌てない、焦らない、イライラしない、で済みます。
余裕を失うと人はこの三つのいずれかに陥ります。
では余裕はどうしたら作り出すことができるのか？
それは間違いなく「能力」です。
あなたの能力に依存します。
今の能力で満足していれば今の結果から抜け出すことはできません。
もし現場でこの三つのいずれかに陥ることがあるのだとしたら
それは「能力不足」以外の何者でもないのです。
心得ましょう。
誰だって仕事に慣れてくると余裕が出てきますよね。
なぜでしょうか。
それだけ能力が身についたからではありませんか。
能力を身につけましょう。
そして、この三つを味わなくて済むような現実を
作り出していきましょう。
これからのテーマは、
「慌てない、焦らない、イライラしない！」です。
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