商品知識は定期的に振り返りをしなければいけません。
一度身につけた商品知識はほとんどの人が
振り返ることがありません。
しかし、不思議と
過去の商品知識は
日々の接客や月日が経つ中で
勝手に頭の中で変換されることがあります。
私も現役時代に、一度身に着けた
商品知識を信じて接客をしていたつもりだったのですが、
改めて過去のカタログに目を通すと
気づかないうちに商品知識が
私の解釈を通して間違ったモノになっていたのです。
例えばパソコンであれば、
クロック数というCPUの能力を
示す値があるのですが、
Corei 5 1.6
という情報が商品知識として私に入ってきたとします。
最初のうちは商品知識の鮮度も良いので、
正確な情報を伝えることができます。
しかい時間が経つにつれ、
この数字が他の商品と混ざってしまって、
Corei 5 1.8
と違った性能になってしまうことがあります。
カタログを視て「あっ間違ってる」
と思うことがありました。
またほとんど過去の知識を振り返ったことがない人は、
気づいたら「おそらく・・・」
「たしか・・・」
「だったと思うんですよね」
と空想で話を進めることになります。
これは当たっていることもありますが、
間違っている情報も多々含まれます。
何を言いたいのかというと、
情報は定期的に確認をすることです。
今ではインターネットに過去の製品のカタログや仕様は
残っています。
ぜひ確認をしてみてください。
思っている以上に違った情報として認識しているものが
あると思います。
販売員である以上は
常に言い切れるだけの知識をもっていたいものですよね。