私は、なぜ日本一の販売員になれたのか?
とよく聞かれます。
私が日本一になれた理由は、明快です。
それは、「トップセールスから素直に学んだ」からに
他なりません。
日本一の販売員になるまでの間は、
毎日トップ販売員から盗める技術は
ないかと接客をすぐそばで聞かせてもらい、
接客トークから、接客における
ボディーランゲージまで
徹底的に盗み続けました。
社外で行うような
研修は特にありませんでした。
私がしたのは、店内で働いている最中に、
仕事ぶりを観察して盗めることがあれば
徹底的に盗む、ということをしました。
これは私の中で当たり前の行動でした。
なぜなら売れなかったからです。
売れている人から学ぶことは当然ですよね。
しかし、今さまざまなクライアントと接していると
売れている人、売れない人がはっきりしています。
売れてる人は、私からもそうですが、
次から次へと販売技術を
吸収しようとします。
だからさらに売上も上がるのです。
しかし、売れない人は、
決定的に欠けているモノがあります。
それが「素直さ」です。
素直に学び自分の技術として体得すればよいのに
ガンコになっているのです。
自分で売り方を見つける、
というスタンスを崩しません。
残念ながらこれでは売れません。
なぜなら、今までも売れなかったからです。
同じ行動を続けているうちはいつまでも売れません。
素直に学ぶことが大切です。
もちろんコンサルタントとして
この手の人を見逃すわけにはいきません。
徹底的に面談などで関わり
考え方から技術体得の習慣形成まで
全力でサポートします。
そして、多くの人が
売上アップを実現します。
ちょっと話がそれますが、
素直になれないのは、
その人の資質の面もありますが、
もっと大切にされたい、
もっと自分のことを見てほしい、
というサインでもあることを上司は
見逃してはいけません。
自身が素直な気持ちをもって学ぶこと、
日々実践していきましょう。