飲食店での接客法についてのコツについてですが、
何と言っても余裕を持つために能力を高めることが重要になります。
なぜならお客様も多く、素早く対応しないと
お客様を待たせてしまい、お客様の満足度を下げてしまうからです。
(混んでいる店は殺伐とした空気がいつも漂っている店とよく出会います。)
さらに忙しい中でも心に余裕を持っていないと、
お客様のオーダーを取りに行くことを忘れてしまったり、
オーダーを取りに行ってもお客様が悩まれると「決めてから呼べ!」と思って、
その態度が伝わってしまったり、良いことがまるでありません。
お客様の立場に立って考えると分かることですが、
お客様は気持ちよくご飯を食べたいと思っています。
誰だってストレスを感じたくないのです。
それをあなたの能力が足りないことで与えてしまっているのだとしたら、
(ほとんどが従業員能力不足により起こるもの)
しっかりと能力を高めるトレーニングをした方が良いでしょう。
ぜひ取り組んで頂きたいことは、お客様が来店して退店するまでの流れを紙に書き出し、
その中で自分で改善出来ること出来ないことを分け、
特に今すぐ取り組むべきプロセスを重点的に改善していくようにしましょう。
挨拶が上手く出来ないのであれば、まず仲間内で挨拶の徹底をし、
良かった挨拶やもう少しこうだったら良い挨拶など
フィードバックをしあう文化を作ってみることです。
お皿が多く運べないのであれば、昨日よりも今日、今日よりも明日
という具合に常にチャレンジをして、出来ない自分に挑戦することです。
それをさらに周りでサポートできる体制が整うとさらに上達は早いはずです。
このように自分で出来ることは自分で改善し、
出来ないことは周りの協力を募ってみましょう。
「お客様にとって」を念頭にぜひ積極的に能力開発に勤しんでいきましょう。
これはたとえ話ですが、いつまでもお皿一枚では話になりません。
一度に三枚運べるほどの能力を身につけてお客様をお出迎えしましょう。
(人の三倍は仕事ができるようになるべきである、という意味です)