私は先日あるブランドの店長会に
参加させていただきました。
店長会の雰囲気は非常に悪かったです。
なぜなら多くの店が予算を落としていたからです。
しかし、どことなく
「目標予算達成できないのは仕方ないのではないか…」
という雰囲気も感じました。
私は初めて研修を担当することになったので、
雰囲気を見るために参加したのですが、
本当に来てよかったと思いました。
なぜなら、目標予算未達が
当然のような雰囲気に触れることができたからです。
目標予算は当然達成するためにあります。
しかし、店長同士のやりとりをみていると
「あなたの店も良くないよね、私のところも」
というような会話なのです。
これでは波状効果的に予算未達の風土が出来上がってしまいます。
しかし、そんな雰囲気の中、
目標予算を達成した店舗が数店舗ありました。
ここの店長はとても元気でした。
さらに、話を聞いて妙に納得しました。
それは、
「今は非常に厳しい時代です。
でも、なぜ私の店は予算達成できたのか、
それは、絶対に達成すると決めたからです」
とおっしゃっていました。
「おいおいおい、そんなこといって…
他の店舗の店が予算達成したくないみたいに聞こえちゃうんじゃないかな…」
とちょっと心配になりました。
その後私は優秀店舗の店長と話しました。
そこで一言言われたのが、
「同じ店と同じ基準で働いていると思われたらそれは困ります。
僕らは確実に達成することだけを考えて
毎日頑張ってきました。
売れない店はその店同士で傷のなめ合いをしています。
そんなのには巻き込まれたらうちもすぐにダメになります。
だから、あの話のしたのです」
とおっしゃいました。
いかがですか。
しびれますよね？
私は素晴らしい意識だなって実感しました。
他が未達だから仕方がない、では終わらせない
目標達成へのこだわりが達成へと導いていったのでしょう。
あなたもその覚悟ありますか？
