2012年11月14日

なぜお客様は向かいのライバル店を選ぶのか。

先日、あるショッピングセンターで働く店長がこう言っていました。

「こないだ新しい店が通路をはさんで向かいに進出してきたんですよ・・・
嫌がらせとしか思えないんですよね・・・」

とおっしゃっていました。

ブランドつぶし?

何を言ってるんだこの店長は、と思いました。

あなたはこの話を聞いてどう思うだろうか?
たしかに・・・と頷けるだろうか。

私は全く頷くことができなかった。

そもそも「売れない」と言うこと自体が嫌いです。

お客様はどこかで何かを買っています。
だから、売れていないのではなく、選ばれていないだけ。

他の責任にしたくなる気持ちはわかります。
しかし、そんなことを言って売上は上がるのでしょうか。

答えは当然NOです。

売れない・・・、それは「売っていない」と同じ意味です。

やるべきこと、できることをやっていない結果が
売れないという結果を作っている、ということです。

大切なことは日々の仕事の中で、やりきること。

何を?

結局店頭はできることが限られています。
商品を変えることも
価格を変えることも
店の場所を変えることもできません。

できるのは唯一、働いている人の意識と行動を変えること、だけです。

目の前の店のライバル店が売れることもあるでしょう。
オープニングセールをすれば一時的に人は群がります。

しかし、オープニングセールをしたことで、
オペレーションがついていかなければどうなりますか?

セールが終わればお客様はサービス力の低さに
うんざりしてまた違う店を選びます。

その時にしっかりとお客様に選んでいただける場をつくることに
集中することはできますよね。

できることはやまほどあります。

周りの環境は関係ない。
ただ、事実他の店を選んでいる、ということは、
自分たちの店はその程度の店であると自覚して改善していくことしかできません。

目の前の店を爆破することもできません。
・・・コントロールできることに集中しましょう。

自分たちの店が選ばれるように
日々改善していきましょう。

もし、オープニングセールを超えても
お客様が他店舗を選び続けているとしたら、
それは完全に店として負けていると自覚しましょう。

そんな状況下でも自店舗を選んでくださるお客様に感謝して、
一人一人ファンを作ること、この意識の徹底が大切です。

売れてないから諦めてテキトーに営業をしてはいけません。

感謝の気持ちを持って他店舗に流れたお客様を
時間をかけて取り戻しましょう。

そのためにも今目の前にいるお客様の笑顔作りに
全力で邁進してください。

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