先日身内と一緒に、
ある居酒屋に行きました。
その居酒屋では
ちょっとした説教が繰り広げられていました。
おそらく20代の営業マンと
40代の部長です。
20代の男性は、
酔っぱらっている様子はなく、
40代の男性がお酒の力を借りて(!?)
一生懸命部下を叱っています。
「お前は、これこれがダメなんだよ」
「すみません」
「あと、お前怖がってちゃ営業できないぞ」
「そうですよね…」
「もっとがんばれよ」
「はい」
「気合と根性が足りないんだよ」
「そうですね。もっとがんばります」
と終始こんな感じでした。
私は聞いていて
何も変わらないだろうなと思いました。
なぜなら指摘が曖昧だからです。
何をすればいいのか。
具体的に見えて
行動が変わらなければ成果は変わりません。
営業である以上は
使う言葉力が成果のほとんどを
占めるほど影響力が高いです。
具体的に使う言葉が変わらない限り
成約率は上がりません。
気合と根性で
言葉力が上がるほど世の中甘くありません。
この指導を聞いていて
まだまだ私の仕事の余地があるなと
同時に実感しました(笑)
上司としても
部下との時間を持つときは、
具体的指導を念頭においた
コミュニケーションを取ることが
大切です。
あいまいな指摘ではこの会話例にもあるとおり
部下が委縮して早くこの場から逃げたいという
気持ちが先行して何も頭に入っていません。
このような状況を避けるためにも、
具体的に指導をするようにしましょう。