2013年2月26日

接客研修は「自身の仕事で置き換えてください」と伝えることで視点が変わる

接客研修において大切なことは、
いかに自分ごとに置き換えて
実行に移すかです。

以前コラムで、
「重要な項目は置き換えた結果を提示しましょう」
と話しました。

しかし、すべて答えを与えてしまっては
考える力を奪うことになりますし、
型に当てはめた研修になってしまいます。

これは何を意味しているのか?

それは講師の思考以上の成果が生まれない、
ということです。

私は考えさせて自分で答えをみつけさせて
実行し成果を生み出すことを推奨しています。

そのためにはまめに、
「自分の店に置き換えるとしたらどうしますか?」
という質問をするのです。

そうすることで、
自分で考えて答えを出すきっかけとなります。

ここでポイントなのは、
実行アイデアは自分ひとりで考えないことです。

私は必ず二人一組になって
どうやって自店舗に置き換えるのかを
話しながら進めてもらっています。

これも悶々と考えながら
答えを出すよりも、会話が慣れている
業種ならではの手法です。

話すことで意外な答えに
出会えます。

このように、置き換えのアイデアを
しっかりと生み出せる環境を
作っていきましょう。

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