どのようにしたらものが売れるのか?
どんな工夫をしたらもっともっと売れるのか?
売れる接客法を研究している私にとって、この二つの問いは人生のテーマと言えるでしょう。
お客様は商品を購入するとき、「大きな期待」と「小さな不安」を抱えています。
パソコンであれば、思い通りに使いこなせるかどうか・・・。洋服であれば着こなせるかどうか・・・。
この小さな不安をいかに短時間で解消出来るかが売れる接客に繋がっていく境目と言えます。
(↑売れる接客法を身に付けるためにもこの一文は覚えておいてください)
お客様の頭の中の「?」をタイムリー(会話中9に解決する工夫こそが、もっと売れる秘策となるのです。
そのためにも今以上に商品知識も業界知識も必要になるでしょう。
商品を購買する際にお客様が最も感じたい欲求があります。
それは、「安心感」です。
買って損をしたくない、と誰もが思います。
安心感さえ感じることができれば、納得感も生まれ、気持ちよく商品を購入することが出来ます。
実際に私が店舗で使っていた言葉を紹介しますと、
「もし、使用後何か使い方が分からない・・・などありましたら、いつでも気軽にレシートにある電話番号で成田をお呼び出し下さい。サポートさせていただきます。」
と言っていました。
いかがですか?小さな不安がなくなる感じがしませんか?
この人から買ってよかったと思うはずです。
この言葉を添えると、どのお客様もこの小さな不安がなくなり、素敵な笑顔を見せて下さいます。
誰だって商品を買うときは不安なんですよね。特に単価が上がれば上がるほどこの不安感は大きくなります。「本当に大丈夫だろうか?」と心の中でつぶやいています。この心の声を聞いてあげて下さい。そして、その声に応えるように、言葉に乗せて伝えてあげて下さい。
この一言があなたとお客様の間に「絆」を育む言葉です。
短い接客時間で、ぜひお客様の小さな不安を取り除き、売れる接客法を身につけていって下さい。