ある販売員からこの質問を頂きました。
私は聞いてみました。
「変える必要があると思ってる?」
「それが思えないんすよね〜」
とおっしゃいました。
なるほど、彼は自分の使う言葉では
なぜいけないのかがわかっていないようです。
私と話す分には
別に問題はありません。
あくまで受講生ですから、
自分のペースで話してもらった方が
本音もたくさん集まるからです。
特に問題はありません。
しかし、お客様となると別です。
その言葉の使い方が失礼にあたる
かもしれないからです。
そこで私がどんな一言を
かけたのかを紹介します。
「もし、後輩からタメ口聞かれたら
どう思う?」
と聴きました。
すると、
「それはいやっすね〜」とかえってきました。
私は続けて
「じゃあお客様にたいしても、
言葉の使い方かえた方がいいんじゃない?
だって年齢で見たら相当な後輩でしょ・笑」
「たしかに・・・」と納得しました。
彼はその日から
言葉遣いの勉強をし始めました。
そして、今では適切な言葉遣いが
できるようになっています。
私は何を意識して
コミュニケーションをとったのか?
それは、自分がされたらどうなのか?という
視点と、過去の経験との比較です。
自分ごとに置き換えられるか
どうかというのが大切です。
今部下に対して指導することに
手を焼いている方は、
相手は自分ごとに置き換えられていません。
ぜひ先ほどの二点をもとに
話してみて下さい。
すぐに本人の行動が変わるでしょう。