店頭指導をしていると、たまに耳にする言葉
「これ売りにくいんですよね、客層と合わなくて」
あなたは一度は言ったことありませんか?
これは、もっともらしい一言に聞こえますが
残念ながらただの言い訳でしかありません。
客層に合わない…
たしかにそうかもしれません。
では、どれだけ客層のことを知っているのでしょうか。
毎日どんな層のお客様がどの時間帯に
集中して来店するのでしょうか。
またその一人ひとりはどんな悩みや課題を抱えて、
理想的な生活を手に入れるために来ているのでしょうか。
一人ひとりニーズは違います。
客層とひとくくりにしてもその中に
「売りにくい」と決めつけた商品が活躍できる余地が
あるかもしれません。
決めつけるのは早い、と言いたいのです。
決めつけるのではなく、
「どうしたらこの商品を
お客様に届けることができるのか?」
と前向きに検討することが大切なのです。
また他の店で同商品を扱っている店に
視察に行ってみるのも良いでしょう。
自店舗では考え付かないような販促をしているかも
しれません。
自分で決めつけるとそれいじょう考えなくなります。
だから、考えるマイナスな決めつけはやめましょう。
考えて答えが出なくても
答えをもっている店から学べばいいのです。
売りにくい商品を持ってきた商品部に
グチグチいうまでにしっかりと売り切りましょう。
諦めるのはまだ早すぎます。