接客においてアプローチをすることは声をかけるだけではなく、
声をかけられるのも技術の一つです。
私は年間7000名近く接客をしていましたが、
多くが声をかけられる接客にしていました。
もちろんはじめはやみくもに
「サイズ出しますよ~」
「こちらの商品は新作なんですよ~」
と言って試着をうながしていました。
しかし、このありきたりなやり方に違和感を感じるようになりました。
なぜなら、お客様としていく店で
私がやみくもに声をかけられるのが嫌だからです。
「少しほっといてよ…」
「欲しくなったら声をかけます」
とつい無視したくなる衝動に駆られるからです。
だから、私は接客の手法を
声をかける、から声をかけられる接客に
少しずつシフトしていきました。
なんと、PC専門店は
自分から声をかけてはいけません。
それでも私は7か月で1億円売ることができました。
考え方を変えてみましょう。
アプローチは、声をかける技術ではなく、
いかに声をかけられるのか。
この視点で発想してみると
今までとは違うアプローチ方法が
思いつくことでしょう。