今回は、お客様が声をかけやすいお店の販売員の売場での最適な立ち位置を紹介します。
お客様は「必要とするタイミングに販売員が視界にいてほしい」と思っています。
すぐに目を合わせて声をかけることが出来るからです。
でも、最近の什器は目の高さ以上あるため死角が多くなっています。
だからといって気にしていないと、お客様は試着をしたくても差横断したくても、販売員が近くにいないために諦めてしまうのです。
そうなる前に、あなたはお客様が一番見渡せる場所でお客様を観察していなくてはなりません。
待機するなら、背中に商品がないところに立つようにしましょう。
でないと、お客様の商品閲覧の邪魔になってしまいます。
また背中に鏡がある場所も控えて下さい。
試着しようと思っても、販売員がそこに立っていると
「やっぱりやめよう・・・」と諦める理由になりかねません。
売場の導線を遮ることなく、なるべく売場全体が見渡せる場所を選びましょう。
立つべき場所を見つけたら、手を前で組んでボーッとする、これはNGです。
お客様はただ立っている販売員を見ると威圧感を覚えます。
ゆっくり商品を見ていただくにはあなたが何かをしている必要があります。
例えば、掃除や在庫管理などです。
（もちろんお客様そっちのけで夢中になってはいけません。）
そうして常にお客様の目に触れる位置で作業をしていることで、お客様が何かして欲しいと感じるときに声をかけてくれることになります。
ぜひ立ち位置に気をつけ、お客様から声をかけてもらいやすい空気を作って下さい。
