私達夫婦はワイキキ近くのアラモアナショッピングセンターで「カレーラーメン」を食べていました。
あなたなら私達を見て何を気づきますか?
・・・いかがでしょうか。
ここでご夫婦がおっしゃった一言は。
「1週間そこらの旅行だったら日本で食べられるラーメンは食べない、長く滞在しているのかと思って声をかけました」
と言ったのです。
すばらしい洞察力ではないですか?
普通は、「あっカレーラーメンを食べている」で済む話です。
それをご自身の発想力、また私達を見て何か感じるものがあったのでしょう。
すばらしいとしか言いようがないその洞察力に感銘を受けました。
声をかけなくてもおおよそのこちらのステータス【現在地】がわかるのです。
あなたの店にお越しになるお客様はどんなしぐさや服装でお越しになりますか。
どんな店内回遊をどんな表情で回っていますか?
そこからどう発想し、お客様の気持ちに寄り添いますか?
私たちは声をかけられた瞬間から一瞬で打ち解けました。
なぜなら、こちらの状況(引っ越してきた・長期滞在している)が手に取るように60歳のご夫婦にはわかっていたからです。
その瞬間「そうなんですよ~」と言ってしまった私達。
そして、笑顔で会話をするご夫婦。
一瞬で家族のようにリラックスして話してしまいました。
大切ですね、コミュニケーションの土台は「共感」なのです。
相手に対する思いやりから生まれるものです。
大切にしましょう。相手を知る努力。