珍しく「想い」について書かせていただきます。
いままではどちらかというと
具体的な技術を持ってお客様をお出迎えしよう!だったからです。
なぜここにきて想いが大切なのか。
それは店長は覚悟がないと途中でにげるからです。
役職者になれば、アルバイト・パートと比べると
責任が生じるため多くの壁とぶつかります。
これは仕方のないことです。
アルバイト・パートが失敗してもすべて
尻を拭くのは店長です。
だから、「なんでこんなことまでしなければいけないのか」という
葛藤が必ず出てきます。
その時に、
「うちのアルバイトが・・・」
「うちのパートさんが・・・」
と愚痴りたくなるのです。
この時点では「覚悟」は決まっているとは言えません。
なった直後は覚悟が決まったように自身でも
感じるでしょう。
「任せてもらう以上は頑張ろう!」と。
しかし、日に日にやることとイメージしていることが
一致せずに「店長ってこんなに大変なんだ・・・」
って気づきます。
「役割は人を育てる」とは言ったもので、
このやるせない日々の中で全力で向かうことで
この言葉は活きます。
店長になっても「あれがいけない、こんなにがんばってるのに」と
いうこと自体が間違っています。
そんな人の下で働く人の気持ちを考えてください。
・・・かわいそうです。
部下は上司を選ぶことができません。
店長がすべてなのです。
覚悟決めてやるべきことやって、
数字が出るまでこだわってこだわって、
やることが店長なのではないでしょうか。
そこで毎回立ちはだかる壁を乗り越える方法は
一つしかありません。
「想い」です。
諦められない理由です。
この想いが強ければ強いほど乗り越えることができます。
あなたが店長をやる理由は何ですか?
なぜあなたが店長に選ばれたのでしょうか?
人が少ないから?
上が勝手に決めたから?
この程度では・・・乗り越えることができません。
必ず愚痴ります。
強い想いを持ってください。
誰のために、何のために、なぜあなたは
店長として店を運営しなければいけないのか?
一緒に働く販売員が自然と協力したくなる環境づくりの
最短コースは、店長が毎日妥協せずにやりきっている
背中を見せることです。
これが一番部下をやる気にさせる方法です。
わかりやすい、「店長がんばってるから支えなきゃ!」となりますよね。
そんな背中見せるほど毎日やりきっていますか?
覚悟=想い=売上
です。
「私が店長でなければいけない!」
と自分事に置き換えて役職を全うしましょう。
「なんで私が店長やってるのか・・・わからない・・・会社が勝手に決めたから?」
と他人事では全うできません。
強い想いを持って壁を乗り越えましょう。
そして、一緒に働く販売員と一緒に
地域ナンバーワンの店を作っていきましょう。
今一度自分の店にかける想いを振り返ってみてください。