2012年11月12日

売れない店長は皆「がんばっている」と言う

売れない店長には特徴があります。
それは、「がんばっている」を多用する、という点です。

何をがんばっているのでしょう。
売れていないのに何をがんばっていると主張できるのでしょう。

プロセスとは売れて初めて評価されるものですよね。
私はそう確信して仕事をしています。

売れていないのに、
「やれることはやってるんですけど・・・」
「私たちなりにがんばっているのですが・・・」

と必ずと言ってもよいほど返ってきます。
これでいいのかなといつも思います。

そして、続けて必ずこう返ってきます。

「近くにショッピングモールができて・・・売上落ちました。」
「目の前の店がつぶれて競合店が進出してきました」
「うちのスタッフの販売力がない」
「作業が多くて誰も接客に集中できない」

と、必ず愚痴をいってきます。

中には愚痴選手権で日本一を獲れるのではないかと
思うほど巧妙な愚痴を聞くこともあります。

それらしい態度でそれらしいこと言ってますが、
何か勘違いしているように感じます。

「あなたの店は売れていない」という結果は、
紛れもない事実なのです。

もし、他の店長がやってきて売れたらどうするのでしょうか。
「あの店長が来るまでの間に色々と取り組んでたのが
花咲いただけ」と言うのでしょうか。

売れない店長と話をしているときはいつも
残念な気持ちになります。

なぜなら、これまで説明した通り愚痴や言い訳の
オンパレードだからです。

聞いているこっちが落ち込んでくるほど影響を受けます。
・・・このままではいけないな、といつも思い、こう伝えています。

「では、何をがんばっているのか、この1か月間頑張ったことを書いてください」
と伝えています。

事実を知りたいからです。
すると、皆はぐらかします。

「いろいろあるんですよ~」と苦笑い。
「成田さんがわからないような専門的な作業があるんですよ~」
と言います。

このままではつぶれてしまう。
という危機感をここまで来ると感じます。

私は売上を上げるためだけに雇われています。
それ以外の理由はないのです。

もちろん売上の上げ方は大切です。
しかし、「良い」では終われない性格なので、「数字出ました!」と
結果を作るためには私も下がるわけにはいきません。

本音のバトルが繰り広げられ、最終的には、
一緒にがんばりましょう!となります。
(この道中はヒミツです)

そして、驚きます。
たった2~3か月で昨対比を超えるのです。
これまで70~85%近辺をうろうろしていた
店長が売るのです。

私は思いました。
本気でぶつかってくれる人がいなかったのではないか。
本気で支援して本気で数字を上げるための
パートナーがいなかったのではない、と。

時には店長さんに「お前に言われたくない!」と切れられることや
明らかにムカついているなという表情をします。

それでも一緒に良い店をつくりたい。
ぶつかっても俺は絶対に逃げない!という精神で日々
数字をアップするために取り組んでいます。

ここまでお話すればもうおわかりですよね。

売れない店長はすぐに曖昧に濁すし、
結果から逃げます。

だから売れない。
考え方を変え、
ひとつひとつの事実と向き合うことが大切です。

その習慣を手に入れれば販売員も変わります。
販売員が変われば必ずお客様の笑顔が増えます。

働いている人の心持がこれほど売上に影響するのだと
何度も思った経験があります。

考え方を変えましょう。

人や環境の責任しても残念ながら
1円も売上は上がりません。

何を改善し、どうやって数字を作りますか?
ぜひ考えていきましょう。

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