商品は化粧箱も含めてお客様の手に渡るものです。
大切に扱っていますか。
特に気を付けなければいけないのは
ホコリです。
あまり動かさない商品であれば、
すぐに溜まってしまいます。
そのままお客様に出すなんていうのはご法度です。
まだ接客する仕事ならよいのですが、
セルフの店になると定期的なメンテナンスをしないと
買う気になれません。
ホコリがかぶっている＝動かない商品＝売れていない
という印象を与えてしまいます。
また、作業中などに地べたに商品を置く店もありますが、
これは止めた方が良いです。
必ず床に一枚敷物を敷いてから
在庫を置くようにしましょう。
１００均に行けば使えそうなツールは
いくらでも手に入れることができます。
直接商品を地面に置くことだけは絶対に避けましょう。
箱が汚れて、しかも汚れが落ちない、というリスクを生みます。
化粧箱の見栄えは大切です。
化粧箱綺麗＝お客様を大切にする店
という印象を与えて、結果的に
お客様も安心して商品を買うことが出来ます。
さらに、お客様は店員さんが商品を
陳列している姿を見ています。
店員さんは、接客外の仕事だと
つい気が抜けがちです。
それが商品の扱いに現れてしまうと、
お客様にもその姿勢が伝わってしまい、
売れるものも売れなくなってしまいます。
「この店のスタッフはだめね」
と見切りをつけられてしまう、ということです。
お客様は、誰でもきれいな
商品を買いたいと思っています。
売場で一番きれいなもの、
できればすぐに持ち帰りたいから、
在庫商品が欲しい、と思うものです。
高い、安いにかかわらず、
すべての商品を大切に扱うよう心がけて下さい。
ここまで説明すればご納得いただけますよね。
実は商品を大切にするのは、
お客様に対する印象だけを高めるものではありません。
販売員にも良い影響を及ぼします。
自分が商品を大切に扱うと自然に愛着が湧き、
もっと商品について知りたいと思うようになります。
中途半端な気持ちで商品を販売してはいけないな、
という気持ちが芽生えるのです。
この意識で仕事をしていた結果、
私の売上は右肩上がりになりました。
それだけお客様に商品への愛が伝わり、
共感していただけたからこそ、
良い結果に繋がったのだと思います。
皆様は商品を大切に扱っていますか？
ぜひ商品を大切に扱い、お客様に気持ちよく買い物をしていただきましょう。
