私は仕事柄タクシーに乗ることが多いです。
地方出張になるとほぼ100%知らない土地に
なるためタクシーを使います。
もちろんタクシー運転手も
私が都心からやってきたことくらいわかります。
なぜなら大きな荷物を持っているからです。
私の要望、いや多くの人の要望は
一秒でも早くその場所についてほしい、ですよね。
先日大変困ったことがあった。
「お客様、○○橋を通るルートでよろしいですか?」と聞かれた。
困りませんか。
だって来たことない場所ですよ…
私は一言
「ごめんなさい、はじめてきたので早くつけばなんでもいいです」と
伝えました。
すると、「はい、わかりました。」とご返答いただき、
会話は終了。
であれば、
「お客様ちょっとこの道が混んでるので、
裏道の○○橋を通るルートで向かいますね」
でよいのではないかと思いました。
そして、私もこの展開になれば
「この道っていつも混むんですか?」とか、
「裏道ルートに案内してくれてありがとうございます」
と伝えることができたはずです。
会話が生まれるアプローチと、
会話が途切れるアプローチがあります。
わかることはわかるとお客様も言えますが、
わからないことはお客様は聞かれてもわかりません。
おそらく確認することが
マニュアルで決められているのかもしれませんが、
聞かれても困ることは困ります。
お客様に提案するときは、
お客様の要望をベースにすることで
一言が変わってくるはずです。
ぜひ考えてみましょう。