店舗で働くもの同士、気持ちよく働きたいと思うのは当然のことです。
しかし、「○○派」「△△派」とアルバイト・パート間で
派閥があるお店も少なくありません。
通称「お局さん」と呼ばれる古くから
働いている人がいることもあります。
このタイプの方は自分が絶対だと思っているので、
基本的に人からアドバイスを受け入れることを嫌がります。
おそらく、自分の今のポジションが安心なので、
誰かに奪われるのが嫌なのでしょう。
つい新任の店長も自分色に店を作りたくても、
古株アルバイト・パートが邪魔をするとはよく聞きます。
皆今のままがいいんです。
それが一番楽ですから。
と、そうは言ってられないですよね。
しかし、一方的に古株層を批判して、
話しやすいアルバイト・パートさんに
間違っても愚痴ってはいけませんよ。
絶対に自分の中でとどめておいてください。
さらに、協力を得ることが出来なくなります。
お局Ａ派閥、古株Ｂ派閥。
どちらの味方になれば良いのか・・・
悩むところですよね・・・
ここはあえていいます。
中立を貫きましょう。
店長はもちろんのこと販売員も（あなた）も
誰の肩も持たない、これが一番です。
中立を保ちながら働きにくくなるようであれば、
上司（前任の店長、スーパーバイザー）に相談するようにしましょう。
あまり自己判断で偏ると
働きにくくなります。
私も過去の職場で何度か相談したことがあります。
気づいたら群れるのはよくあります。
また、誰にも相談をしないでいるのもよくありません。
それは、次第に言わないでいるとますますその人を嫌いになり、
「あの人異動しないかな・・・」と期待し始めるからです。
でも、そういう人に限って異動はしないもの。
だから正直に自分の意見を誰かに必ず言いましょう。
そして、納得できるまで話し合いましょう。
人を「変える」ことはできません。
でも、人は自ら「変わる」ことはできます。
相手のためにも自分の意見を伝えることです。
ちなみに、お客様は何も知らずに店にきます。
張りつめた雰囲気を見せるとお客様は敏感に気づきます。
派閥があるので、サポートを依頼しても、
Ａくんは積極的に手伝うけど、Ｂさんは全く見向きもしてくれない・・・
これではサービス力が下がり満足度は下がります。
二度目の来店はないでしょう。
派閥が必要ないことがよくわかりますね。
