目標予算とは一般的に会社からおりてくるものです。
別に悪いわけじゃありません。
ただどうしても一つだけマイナスに働きがちなことがあります。
それは、店長が自分ごとに置き換えられるかどうか、という視点です。
これは多くの店長が「高すぎる」ことを理由に、
本気のスイッチが入らないことがあります。
「現場を知らない本部が立てた予算だから納得いかない」
とまで言う店長と出会ったことがあります。
私は一言
「それは変えられないんだから仕方ないでしょ」と伝えました。
しかし、人から与えられたことは
与えた人の責任にする傾向があるので、
私はこの手の店長にするアドバイスがあります。
それは、「自分で立てたらいいじゃないですか。」
と。
私は著書にも書きましたが、基本的には
会社からおりてきた予算の１２０％を常に目標予算としていました。
自分で決めた予算だから気合が違います。
そして、予算を達成するために必要な日々の行動目標も
明確に決めます。
これは会社からおりてきた予算だけを消化することだけを
考えてたら絶対にやりません。
それだけ主体性を奪われます。
だから、自分で決めるのです。
自分で決めれば逃げ道をなくすことができるのです。
そして、自分で決めた以上達成するための筋道を
本気で探します。
以前私の友人が「与え過ぎは奪う」ということを教えてくれました。
まさにその通りです。
「考えなくなる」のです。
これが一番危険。
仕事はこなすものではありません。
目標予算も自分で立てて、そのための筋道を明確にして、
どうしたら達成できるのか？
なぜ現状ショートしてしまっているのか？を
全力で考え抜いて次なる行動を通して目標達成に近づく。
これが店長のやるべき思考習慣です。
「こんな予算高くてやってられないよ〜」で
思考停止を招いてはいつまでも予算達成できる店長になることは
できません。
あなた自身が本気で目標予算を達成したいのであれば、
自分で予算を決めることから始めましょう。
そして、日々何をするべきなのか。
どんな一手を打つことで目標予算を達成することができるのか？
を考えて実践していきましょう。
そうすれば必ず道は開けます。
目標は与えられるものではなく、自ら作り出すものである。
それが主体性と責任感を作り達成力が身に付きます。
と、最後はそれっぽい名言で締めくくってみました・笑
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