多くの会社でサポートをさせていただくと、
現場に多くのチャンスを与えている会社が
うまくいっているように感じます。
責任を与え売上アップのための具体的な取組みを
任せています。
先日ある繁盛している飲食店を有する会社の
オーナーがこんな話をしていたので今日はこの話を紹介しましょう。
「失敗常連のスタッフがチャンスをものにしたときに、
劇的な変化を遂げる」
といったのです。
この一言には重みがありますよね。
あなたは失敗常連のスタッフにチャンスを与え続けられますか？
あまりにもチャンスをものにしないものだから
「このスタッフにはまだ早かったか？」
「このスタッフにはもうチャンスは与えられない」
「このスタッフは与えられた環境のほうが向いている」
と勝手に決めつけてしまいがちです。
でもよく考えてみると、
これは上司のエゴであることがわかります。
任せたのは誰ですか？
そもそも最初からできないようなチャレンジをさせたのは
誰ですか？
チャンスを与えた後に、放置せずに
一緒に達成に必要な要素を考えてサポートしてきましたか？
いかがでしょうか。
任せっぱなしになっていることに気づきますよね。
これではチャレンジは成功しません。
必ずサポートが必要です。
「任せたからな！」
と一見責任感を与えているように見えていますが、
私からいわせてみればただの丸投げです。
もちろんスタッフもこの期待に応えようと
必死になりますが、思うような結果が生まれません。
これでは失敗癖がついてしまいます。
もちろん最初からチャレンジを成功し続けることは
至難の業です。
しかし、少なくともマネージャーのサポートで、
一歩一歩達成に向かっている実感を得ることができれば
必ず達成する日がやってきます。
根気づよくサポートをすること、
これってとても大切です。
しかし、マネージャー自身も忙しいので、
なかなか思うようにサポートができない。
きづいたら 放置をして失敗癖をつけてしまっている。
任せるからには、失敗したときは
己（マネージャー自身）の行動に問題がなかったかを追求しましょう。
スタッフや部下の才能を決めつける前に
自分自身のサポートが十分だったかを評価してください。
まだまだできたことはたくさんあったはずです。
スタッフや部下の才能はあなたのサポートで花開きます。
次回は、「売れないのではなく、売り方を知らないことを自覚しよう」を
紹介します。
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