2013年10月20日

スタッフが言ったことをやってくれないのは、あなたのことが嫌いだから

一昔前は、
「店長は嫌われ者」と言われていました。
今これをやるとどうなるのか?

スタッフは辞めます。
嫌われ者ではなく、嫌われるだけです。

嫌われ者の言葉の中には、
「でも成果に繋がる」
「でも緊張感が生まれる」
という当然メリットがありましたが、
今は「ただ嫌われる」で終わりです。

もちろん、嫌われ者になることはできますが、
今までのようにただ嫌われることをしていると
嫌われて終わりです。

と、くどい説明をしましたが、
働く人の欲求が変わった、ということです。

今までは厳しくてもマネージャーのことを信頼している、
また愛をもって接してくれる、と思っていたので
言うことを聞いていました。

前提の基準が高かった、と表現するのが適切でしょう。

しかし、今の時代は違います。
良い人間関係ができていないのに、
あまりにも怒りすぎてしまうと
周りが萎縮します。

それを愛と受け止める器はまだ残念ながらないのです。

だから、
泣く
だまる
静かに反発する
辞める

という反応になるのです。

「あれっ?怒っても全然響いてないな」と思ったら黄色信号です。

この手のマネージャーの部下は、陰口をたたく上、
ますます苦手意識が生まれてしまいます。

それからマネージャーがふと
「いや、これはよくなかったな」と気づいても
後の祭りです。

もう取り返しはつかない、ということです。
一度失った信頼を取り戻すのは
時間がかかります。
(※もちろん諦めないでほしいです。
行動が改まれば必ず相手に想いは届きます。
でも想いだけじゃだめです。行動が伴わなければ。)

もし今あなたと一緒に働くスタッフが
あなたの言うことを聞いてくれないのだとしたら、
それは言うことを聞きたくない、という意思表示です。

つまり、嫌われている、ということです。

恐怖を伴った反射行動の時代は終わりました。
これからは本人が「そうしたい!」と思うように、
導くのが成果を出すマネージャーの時代です。

自分は変われない?
のだとしたら今すぐマネージャーをおりるべきです。

取り残されたくなければ、
一緒に働くメンバーの主体性が自然と生まれるだけの
良い人間関係を構築することを第一に考えましょう。

自分は変われない。
でも周りには変わってほしい・・・

こんなうまい話はありません。

マネージャーの態度が改まらない限り
現場はどんどん萎縮して、

“怒られないサービス”をしはじめます。
+アルファのサービスなんてしません。
それよりはそつがない、サービスにとどまります。

「もっとお客様のために考えて動けって??」

それは無理です。

なぜなら、あなたのことが嫌いだからです。

次回は、「怒られないサービスには感動が存在しない」を
紹介します。

追伸1

売る技術をさらに高めたい!
と思ったら以下にフォームがあるので、
メールアドレスを記入してください。
たったこれだけで一日一回私から
接客ノウハウが毎日届きます。
しかも課題付きです。
読んで終わりではなく、そこから行動が
変わるための具体的な方法を提供します。
完全無料なので、ぜひご登録ください。

追伸2
成田直人を研修講師として雇いませんか。
年間100回以上研修を担当しています。
多くの企業様がリピートと紹介です。
なぜリピートと紹介が起こるのか?

それは私自身が販売員の時から何も
変わっていないということです。

私の販売も研修も最も大切にしているのは、
お客様のニーズを叶えること、それだけです。

どんな研修をしているのか、
ぜひこちらをクリックして3つの動画を御覧ください。

高収益繁盛店を作る20ステップ

昨対比120%以上を達成し、地域で愛され続ける店を作るのは店舗ビジネス全業種可能です。体験者8万名突破!数万店舗で「やれることは全部やり尽くした」「もうこれ以上売る方法が見当たらない」といった方々・店を支援し目標達成に導いてきた即成果に繋がる!20の現場ノウハウを凝縮したオンラインセミナー&各種特典を無料で聴講・購読してください

登録は簡単。メールアドレスを入力してボタンをクリックするだけで登録完了!

※ご登録いただいた個人情報は当社プライバシーポリシーに基づき厳重に管理致します。