今回1週間タイ・バンコクに視察に行ってきました。
日本とタイのサービスの違いを明らかにするためです。
日本はマナーのレベルは確実に世界一と言えるでしょう。
低価格から高額どこに入っても
礼儀正しいサービスを受けることができます。
しかし、他国の外国人からしてみたら
「機械的」と評価を下す理由もよくわかります。
とはいえ、フレンドリーすぎても、失礼に当たるのが
サービス。
このフレンドリーとマナーのバランスが
大切なんだと最近つくづく実感します。
タイでは日本よりなサービスが好まれるようです。
笑顔でどんどんテーブルの会話に入ってくることもなく、
そつなくこなすサービスでした。
そこで私が受けたサービスの中でも
今日は課題について話をしようと思います。
1)目配せが少ない
タイで接客を受ける中で、
気づいたのは、目配せが少ない点です。
どちらかというと正面を見続ける、という傾向があります。
視野はもっと広く持つよう指導する必要があるなと思いました。
首を動かし、テーブルの食事の進み具合を
しっかりと把握することが大切ですね。
ちょっとトレーニングするだけで
客単価は500バーツ(1500円)くらい上がる感覚を得ました。
ドリンクが空いても、
こちらから呼ばないと基本的にオーダーに来てもらえない、
という店がありました。
(もちろん少なくても十分回せている店もありましたよ)
2)従業員同士の私語が多い
これは自制心の問題なのか、
終業マナーの問題なのかは
わかりませんが、
サービスマナーの基準が日本と比べたら
ちょっと残念でした。
手があけばすぐに私語をする姿を
幾度となく目撃したのはちょっと・・・
(もっと他国を見たいな、という気持ちが大きくなりました。
タイのレベルがアジアで見たらどうなのか、という意味で)
でも私語が多いがゆえチームワークが良いという側面もあるような
気がしています。(すごい仲良く話しているので)
う〜む。まだまだ見切れていないですね。
3)スマホ王国ゆえの時間つぶし
手があくと会話をする人と、
スマホをいじる人にわかれます。
これも見ていて残念でしたね。
目の前にお客様の帰った後の
使用済みの皿やコップがある状態だったので。
できることはあるのにな、という感じです。
笑顔がこれだけすてきだし、
礼儀も日本と同じくらい丁寧だからこそ、
中身で損をしているなと実感することがありました。
ただこれはあくまでもたった30店舗の
視察の結果なので、もっと回数を増やして、
多くの店に入ってより確度の高い
コラムをかけるように進めていきます。
タイのサービスのすばらしさはなんといっても、
帰り際の笑顔と礼儀。
たとえ日本とのサービスの差を感じても
帰るときの手を合わせてお礼をする姿を見て、
暖かい気持ちになりますし
微笑みも老若男女問わずすばらしい。
もっと入り口から出口まで観光地であるバンコクだからこそ、
良いサービスを実現していけばマーケットはさらに広がるはず。
ちょっと手(スキルと習慣形成)を
加えるだけでよくなる店だらけだったので、
次回の視察が楽しみです!
ってまだ決まっていませんが・・・(笑)
誰か機会をつくってくださ〜〜〜〜〜い(心の叫び)