売上はどうしたら上がるのか?
それはお客様の「買う」を積み重ねることですよね。
では、「買う」はどうしたら作ることができるのか?
これは偶然ですか?
いえ、必然です。
偶然なんて1ミリもありません。
・接客をしてくれている人が感じよかった
・商品が綺麗に陳列されていた
・カラーが豊富だった
・取り寄せ対応までしてくれた
・笑顔が素敵だったから
・親身に話を聞いてくれた
など。
お客様の中で色んな感情が生まれて、買うのです。
ということは、
お客様の「買う」理由を
たくさん作ることが店頭においては
重要であることがわかりますよね。
VMD
接客
商品展開
什器配置
内装
すべてが重要です。
と、ここまで話をしていて
気づく方は気づきます。
それは、
「売上、売上」と言っても意味がない、ということです。
結果は一切コントロールすることができません。
それはお客様が「買う」と決めるからです。
どうしたら買いたくなるのか?
に焦点を当てることが大切なのです。
さらに落とし込むと
結局はプロセスを改善することに
絞り込まれます。
つまり、結果に焦点を当てても意味がないのですが、
プロセスに焦点を当てると結果が変わる、ということです。
出来上がった果実に焦点を当てても意味がありませんよね?
「良い実を育て!」と言ったって無理です。
良い実が育つための具体的なプロセスが必要になるからです。
物事には必ず原理原則があります。
原理原則に背いては
良い結果を得ることは当然できません。
一切練習しないで甲子園出場。
無理です。
結果に焦点を当てても意味がない。
結果はあくまで通信簿です。
売上が達成できていないのであれば、
達成するにふさわしい行動を積み重ねてこなかった
ということです。
シビアに物事をとらえると、そういうことなのです。
接客をして、売れなければ売れない結果に繋がる行動をしているのです。
偶然売れなかったんじゃないんですよ。
売れない、と言う結果は必然です。
「もしかしたら不快にさせる行動をしているかもしれないな」
と仮説を立てて行動を客観的に振り返ってみましょう。
そうすればお客様に不快を与えたり、
無理に押し売りしてしまうこともなくなります。
事実から学ぶことが大切な習慣なのです。
「まぁ仕方ないや」で片づけてはいけません。
仕方なくない、からです。
買わなかったのは、お客様にニーズがなかったのではなく、
あなたに販売力がなかった、のです。
今日はなんだか何度も同じ話をしていますが…
それくらい気づいてもらいたいことなので
ご理解ください。
常に結果は自分に原因を探しましょう、と言いたいのです。
必ずプロセスに問題があるから
良い結果に繋がらなかったのです。
原因と結果の法則、という言葉があるとおり
売れない原因を積み重ねれば売れないし、
売れる原因を積み重ねれば売れます。
今後一切人や環境のせいにするのは辞めましょう。
意味がないからです。
常に自分に原因を求め、
改善する習慣を身につけましょう。
そうすればどのお客様に対しても、
ストレスを与えることなく、
買う理由で溢れることでしょう。
※接客中心に書きましたが、
これはPOPもVMDも同じです。