私は仕事柄学生アルバイトも数多く担当します。
これは男女問わずなのですが、
ガンコな人が結構多いです。
だから表面的に指摘をしても
「うっせ～な」で関係が断絶され
なかなか思うような結果が生まれません。
わざと休憩中にまた付け直すなど
反抗される可能性があります。
「あの店長超うざいよね」
と陰口をたたかれる可能性も高いでしょう。
一度このような印象をもたれると
（もちろんこれから説明する方法で
修正することができます）
なかなか関係をよくするタイミングが
とれないですよね。
学生アルバイトとは、
指導の前にまず人間関係を重視することが
大切になります。
私もこれまでに幾度となく
「成田先生が言うなら外します」
という結果を作っていきました。
なぜなら、良い関係が築けているからです。
関係ができた、というのは、
働く学生アルバイト一人ひとりを大切にしている、という
メッセージをどれだけ送ることができるかにかかっています。
「今日の髪型素敵じゃない」
「あれっ！？髪型変わった？」
など、１か月に１度しか伺わなくても
些細なところに気づくことを大切にしています。
これはディズニー史上最も怖いマネージャーとして
恐れられた町丸氏の部下だった香取貴信さん（弊社顧問）も
おっしゃっていました。
「町丸さんは絶対に表情や髪型に変化があれば必ず声をかけてくれたんだよ」
と。
まずは人間関係ありきの指導である、ということです。
あなたは注意が先になり、
関係を断絶して「最近の学生アルバイトはいうこと聞かないな」
なんて思っていませんか。
もしそうだとしたらそれは違います。
あなたの接し方が残念ながら間違っているのです。
対応の仕方を変えていきましょう。
まずは良い人間関係を作るのが先です。
それから指摘していくと手間もかからずすぐに改善してくれます。
