車は他の商品と比べて高額商品に属します。
当然高いと思うかどうかはお客様の知覚(所得など)に依存します。
意思決定の基準もほかの商品と比べれると時間がかかります。
車の販売においてあなたの役割は、ただの接客ということではなく、
お客様の背中をそっと押してあげられるようなサポーターとして関わるが大事です。
もちろんサポートをするわけですから、お客様の不安を取り除くための
知識も兼ね揃えていなければなりませんし、
お客様の経済状況や気持ちを理解してあげられなければなりません。
もちろんお客様はいろいろな期待を持って購入を考えています。
家族と旅行に行ったり、ドライブに行ったり、
両親を温泉に連れて行ってあげたりと様々なイメージを持っています。
それを叶えることが出来て、自分の経済状況に合った車を探しています。
出来るだけお客様の立場に立って考えるようにしましょう。
というか、するべきです。
ではまず何をきをつけなければいけないのか。
それは、お客様の「間」を大切にすることです。
意志決定を急がせることなく、意志決定をお客様自身が出来るような
情報を提供するようにしていくことがポイントです。
そうすることで、お客様もまず買わせるという不安から解放され、
あなたを信用するようになるでしょう。
信用すると、一気にいろいろな悩みや課題、
購入を考えた理由などを話してくれるはずです。
その時点であなたはもうそのお客様のサポーターです。
他の似たような事例などをお話しして、
出来るだけお客様の購入を阻む要因を取り除いてあげて下さい。
販売員(営業マン)は、出来ることしか出来ません。
買わせることは出来ないのです。
(コントロール外ですからね。
買いたくなるような情報提供に努めること。
またほしいと思った時に商品説明をする手順を守ることです。
これが重要なので、ぜひ意識してお客様と接していきましょう。