2013年1月11日

言い聞かせるよりも仕組みを作る方が早い

「お前何度も言っただろ~!」と怒鳴るマネージャーを店頭で見かけることがあります。
たしかに、何度も言っているのでしょう。
しかし、結果が変わらない。

おそらく、何度言われても理解できないのでしょう。
しかし、同じ指導の仕方をしているので、「何度も!」という表現を上司は繰り返すことになるのです。

何度も言い聞かせること、これは効果があることなのか?
最近疑問に思っています。

あなたはいかがでしょうか。
何度も同じ失敗をする人に同じ手法で言い聞かせることで気づきを促すだけで
良い結果が生まれると信じていますか?

年間4000名近くのアルバイトを担当させていただいて思うのは、
気づきだけでは本人の行動を変えることはできない。

ではどうすればいいのか。
私は仕組みを作るのが早い、もしくは違う行動をとることが得策であると思います。

例えばスポーツと同じで、
いつまでも素振りをしてもホームランバッターにはなれません。
「お前何度言ったらわかるんだ!ホームランうてよ!」と
言われても打てるはずがありませんよね。

本人の行動を変えなければいけません。
つまり、素振りだけではなく、ティーバッティング、バッティングフォームの変更、筋トレ、筋肉増強のサプリメント服用などが必要である、ということです。

同じことを言って行動が変わらないということは効果がないということです。

だから言い方を変えるのです。
もしくは、行動が自然と変わる仕組みを作ることです。

例えば、弊社クライアント先で忘れ物が多いスタッフがいました。
「お前何度言ったらわかるんだよ!家出る前にチェックしろよ!」と
怒鳴っていました。

しかし、何度も忘れます。
時には店の報告資料を忘れることもあるほどでした…

そこで私がアドバイスしたのは、自宅の玄関に「家出る前に持ち物チェックシート」を張り出すことでした。

そこには、仕事で必要なモノがエクセルで書かれたものが張ってまります。
家出る前にチェックすれば忘れ物をしない、ということです。

気合と根性論で指導するよりもよっぽど効果的であることはおわかりいただけるはずです。
同じ失敗を何度も繰り返す部下をお持ちの方は、あなた自身の行動を変える、言い方を変える、また部下の行動が自然と変わる仕組みを作るようにしましょう。

そうすればあなたが本来しなくてもよいイライラとはもうおさらばです。

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