販売員は常に謙虚でなければいけない。
なぜならお客様に選ばれている立場だからである。
・・・というと、へりくだらなければいけないと
誤解されることがよくある。
そんなことはない。
主張しなければいけないことも多々接客中に起こる。
例えば、Ａ商品を勧めたいと思っているのに
お客様が選ぶＢ商品の場合・・・どうしたらいいのか？
それは正直にＡがおすすめであることを言うべきです。
なぜなら、購買後にＢを買うのとＡを買うのでは
描ける未来が全く違うからです。
満足度も雲泥の差となることでしょう。
たしかにお客様が高額の商品を選ぶのは
お店にとっても重要なことです。
Ａ＜Ｂの価格になる、ということです。
しかし、その後の再来店は見込めるでしょうか。
大切なのは、生涯いくら店で買い物をしてくれるか、です。
高額な商品を購入し、良さを実感できなければ
当然二度目の来店のチャンスはないでしょう。
少なくとも私はいきません。
「損した」と思うからです。
またお金をどぶに捨てるようなことは誰もしません。
販売員は慎重に接客を進めることが大切です。
時には本音で、
「Ｂ商品の方がＡ商品より高いですが、私は絶対にＡがおすすめです」
と言い切ることでお客様は販売員を信頼します。
お客様は販売員を信頼しています。
販売員がＡと言えばすぐにひっくり返ります。
ただもちろんのことその根拠が必要となります。
納得してもらえればお客様はお得感を実感し
また販売員のもとに足を運んでくれることでしょう。
お客様に勧める商品に自信があれば
正直に伝えることで販売員のファンになること間違いなしです。
