お客様は常に何かしらの意図を持って店内に入り、商品を眺め
時には触れて感触を確かめます。
(潜在意識で必ず意図が働きます)
例えば最初に立ち止まる売場コーナーには、
最も自身の欲求を満たすであろう商品が置いてあることを意味します。
(これはあくまで成田統計の結果です)
靴屋で説明すると、ナイキ、ニューバランスなどのメーカーに対する興味。
また、ランニングシューズ、ウォーキングシューズなどのシーンに対する興味。
このように必ずお客様は意図を持って商品を見ます。
上下に振って入れば軽い靴を探していますよね。
他の商品と比較して見ていればより良いデザインの商品を探しています。
よーく観察してみると、実は無駄な動きなど何一つないのです。
あなたの店にお越しになるお客様は、どんな行動をしていますか。
何を見て、何を感じていますか?
販売員が注意深く観察してから接客に入るのと、全く見ない状態で接客に入るのとでは、全く結果が違います。
驚くほど成果に影響します。
何かこだわりを持ったお客様にアプローチをするときに、
販売員がお客様の意図を知った上で接客をするとよりお客様と距離を縮めやすくなるからです。
逆にそれを見ていないと、お客様との距離はゼロからスタートなので、お客様を理解することができずに、
その接客は失敗してしまう確率も上がってしまうのです。
いかに目に見える情報でお客様との関係を築けるかが非常に重要です。
ぜひ観察力を磨いて、共感を生む声かけができるように意識して観ていきましょう。
お客様の気持ちになりきって行動を観察することで、必ずお客様との関係構築に役立つはずです。