居酒屋での接客は、挨拶(活気付けのための声出し含む)と観察力が重要です。
お店のコンセプトにもよりますが、
やっぱりお店に入ったときに大きな声で
「いらっしゃいませ、お客様ご来店です!」と言われるのは、
何だか歓迎されているような気がして気持ちが良いものです。
さらに一人だけでなく、
店員さんみんながこだまして言ってくれるので、その気持ちはさらに上がります。
これは帰る際も同じです。
店員さんみんなが「ありがとうございます、またお待ちしています」と
大きな声で言ってくれるお店は、また行きたくなりますし、誰かを誘ってみようともなります。
このように居酒屋では、お客様をおもてなしするような声がけが特に重要です。
それも最初と最後が特に重要です。
「心からあなたの来店をお待ちしていました」という
心を挨拶と声がけで伝えられるようにお店のみんなで徹底していきましょう。
そしてもう一つの観察力についてですが、
これは一朝一夕で出来るものではありませんが、
お客様の満足度を作る上で非常に重要な要素なので、ぜひ習得するよう努力を重ねてみて下さい。
ホールを歩いていると、お客様の食べ終わったお皿がたくさんあったり、
飲み物が少なくなっていたり、おしぼりを欲していたり、いろんな場面に遭遇します。
このお客様が欲しているものに先回りして、それを提供していくことが大事だというわけです。
具体的な技術は私のコラムを見て頂ければわかるはずです。
これは自分自身が居酒屋に行ったときにこのタイミングで
お冷やくれたら嬉しいなとかこのタイミングでお皿を片付けてくれて、
新たに注文取ってくれたら嬉しいなとか、自分でたくさん経験をすることで、
その感性を磨いていくことが可能です。
その感性が磨かれれば磨かれるほど、お客様の見えない要求に気付けるようになります。
ぜひこの二つを実践し、お客様に愛されるお店作りを実践してまいりましょう。