今回は万引きの防止策についてです。
そもそも万引きはどういうときに起こるのでしょうか。
それは無認知の時に起こります。
つまり、入店されたことに誰も気づかないことで起こる、ということです。
どこの店も万引きは誰も声をかけないことで起こります。
お声かけするのは商品を買ってもらうだけでなく、
「あなたのことを私は見ていますからね」
という抑止力にもなっているのです。
ますます声掛けの重要性が認識できますね。
何も声をかけないと見られていないから大丈夫・・・
ということにもなりかねない上、死角などあったら最悪です。
今一度防犯カメラの位置も覚えておきましょう。
ハード面の工夫だけではなく、念のためもう一度言いますが、
来店したお客様には必ず一声かけるようにしましょう。
それだけであなたのお店の万引きによる
被害総額は半分は軽く減るはずです。
もっと深い話をしましょう。
「いらっしゃいませ」これはどの店でも言いますね。
ここからが肝心です。
お客様も、どのスタッフからもひっきりなしに
声をかけられると「うっとおしいな」と思ってしまいます。
だからといって、誰も声をかけないのはいけません。
先に述べたとおり万引きが生まれる可能性があります。
たとえ混んでいても、スタッフ同士協力し合い、「○○をお探しですか?」「何に使われま
すか?」など、必ず誰かが声をかけるようにしていきましょう。
こうしたお声かけはもちろんお店を守るためだけにするのではありません。
声をかけられれば、お客様も商品について
聞きたくなったときに誰に声かければよいのかわかるからです。
誰も声をかけなければ、「誰に聞けばいいのだろう・・・」と
不安になって「また今度」となってしまいがちです。
万引きによる被害を減らすことと、お客様の購買意欲を削がないために
ぜひ積極的に、効果的なお声がけをしていきましょう。
声掛け次第では、お店のロスと売上を失う危険性を
なくすことができます。