販売をするためには、「お客様に買って頂く」
というお客様の意志決定が必要です。
言葉から読み取れるように、
買わせることはできません。
もしあなたがこのお客様の意志決定をコントロールしようとすると
お客様は嫌がり、逃げてしまったり、時にはクレームになります。
それほど、お客様の表情の観察が求められる仕事でもあります。
ということは、ここで販売ではお客様に常に主導権がある、
ということが分かりますね。
常に選んでいただいているわけですから、
この姿勢は何よりも重要です。
お客様が思わず「あなたから買います」と
なるためには高い販売力が必要になります。
ではこの販売力とは何を指すのでしょうか?
ちゃんと答えがありますよ。
それは、
「店内にてお客様に一切のストレスを与えない状態を維持する」ことです。
例えば、お客様を待たせて商品を取りに行く際に「少々お待ち下さい」といったにも
関わらず3分以上も待たされるとイライラはさらに募ります。
(これは詳しく別のコラムで説明しています)
「少々じゃないのかよ!」と当然なります。
だから一秒でも早く商品を準備する、これも販売力の一つです。
常にお客様に居心地よく買い物を楽しんでもらう環境を作るために
必要なものすべてが販売力なのです。
売る力だけではないとなると、
もっと視野広くお客様の不満足度要因を取り除かなければいけないですね。
あなたも今のご自身の販売力をチェックしてみましょう。
答えはすべてお客様の顔が物語っています。
「お客様の表情」を見てください。
接客中のお客様の表情が明るければ、
あなたの販売力は高いと言えます。
しかし、どんなに良い説明や接客をしても、
お客様の表情が暗ければ、
それは低い販売力だと言わざるを得ません。
おそらく何か聞きたいことがあるのかもしれない、
わからないことを聞き出せないことにストレスを感じているかもしれない、
一方的な会話でうんざいしているのかもしれない、
全く欲しくなるような説明ができていないのかもしれない、です。
ぜひお客様の笑顔を作るよう高い販売力を身につけていきましょう。