あなたの店の中だけを見て、売上を伸ばすには限界があります。
もっと外の情報に敏感になりましょう。
例えば、先週の木曜日に100人来店したとします。
それで今日も（木曜日）100人来店予測にします。
実際にその通りにお客様が来るのでしょうか？
答えはNOです。
そんな甘くないですよね。
では、なぜ先週の木曜日は、１００人ものお客様が来てくださったのか。
ここに繁盛のヒントが隠れています。
お客様は基本的に生活必需品を除いて、
興味(欲しいと思った瞬間)を持ったときに来店します。
大切なことは、来店して下さるお客様はどこから来たかです。
興味を持つということは、必ず理由が背景にはあります。
例えば、ショッピングモールの映画館でアニメ映画がやっている期間中であれば、
子供服店に多くのお客様が来店してもらえる可能性があります。
このように、どこから来たのかを知ることが大切です。
さて、どうやってそれを知ることが出来るのか？
方法は簡単です。
あなたの店の周りでは一体何が行われているのかを調べるのです。
私は、とある百貨店にある靴屋で働いていました。
（主にショッピングモールでお勤めの方に効果的な話ですね）
そこには数多くのショップが集まっていました。
だからショップ袋を提げて靴屋に来るお客様が多いのです。
ある日、私のお店に来店されるお客様の実に70％以上が
とある洋服屋の袋を持っていたことに気付きました。
（Ｇ○Ｐです・笑）
なんとその日は、その洋服屋のセール初日だったのです。
近くにもかかわらず知らなかったことがショックでした。
と、同時に「やってしまったな・・・」と反省しました。
もし前日に知っていたら、より多くのお客様に
来店してもらえるきっかけを与えられたかもしれません。
例えば、その店のテーマでもあるカジュアル系の靴を
店頭に並べて訴求するなどです。
ウィンドウに変化を作る、これはすぐにできますよね。
もっともっと、
どこで何が行われているのかは日頃から気にしなければいけないなと
思わされる経験でした。
映画館の公開スケジュールを調べる、
近隣店舗のセール日をチェックする、
区役所に行きコミュニティ活動のスケジュール確認をするなど、
挙げたらきりがないほど自店舗以外から学べることがたくさんあります。
そして、事前に人がどのように流れるかを想定して、売場作りを行います。
こうすることで目標管理もより正確に行えますので、ぜひ近隣の情報を集めるようにしましょう。
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