携帯電話の接客において、特に気を付けなければいけないものがあります。
それはブランド意識です。
なぜなら現在、携帯電話を扱っている会社は非常に少ないからです。
大手の三社でほとんどの携帯電話の市場を争っています。
それぞれの会社は他者に負けまいと魅力的な新作を出したり、
お得な料金プランを作ったり、同じ機種同士で電話をしても料金がかからない
というシステムを作ったり、広告宣伝などに尽力したりなど様々な
マーケティング活動をしています。
その背景があるところで、販売員が特に商品に詳しいわけでもなく、
適切な料金プランも提示してくれず、ただ契約してもらいたいために接客をしていたらどうでしょう。
今では他社携帯から乗り換えた際に割引になる制度もあります。
要は簡単に乗り換えが出来てしまうのです。
本部が一生懸命考えた新作もプランも広告も現場の販売員の言動と行動で崩れてしまうこともあるのです。
そうなると現場からシェアがどんどん奪われてしまうことにもなるのです。
こうならないためにもしっかりとまず看板を背負っていることを自覚し、それに沿った行動をしていきましょう。
特に最近の携帯電話は本体はじめサービスも非常に複雑になってきています。
同時にお客様のニーズも多様化しているため課題や問題を抱えている方も多いはずです。
だからこそ携帯電話の販売に従事しているあなたは、
日々業界知識(他キャリアとの違いや知識)、お客様の課題を解決してあげましょう。
懇切丁寧な説明をお客様は求めています。
先日友人もある携帯会社を解約しにいったらあっさり受託されて、
もったいないことしているよな~とぼやいていました。
まだまだ個々の対応力で引き止めることができる、ということです。
ぜひ大切なお客様が引き続きキャリアを選んでいただけるようサポートしていきましょう。