アマチュアの仕事は、「なぜできないか」を並べたてる。
プロの仕事は、「どうしたらできるのか？」と知恵を絞り周りに強力をあおぐ。
私がこれまでに店長研修を担当していて、
売れ続ける店長と売れない店長の違いです。
売れない店長は、「どうしたらできるのか？」という前向きな
発想が基本的にありません。
むしろ考えなくても目標達成できると思っていることに問題があります。
しかし、気づいていないのが残念で仕方ありません。
売れ続ける店長は反対に、無理・できない、という言葉に
惑わされません。
それがどうしたらできるのか？を考えて知恵を絞ります。
だから、売れるアイデアが生まれるのです。
そして、蚊帳の外で売れない店長は、
「俺にもそのアイデア思いついたけどね」と言い張ります。
見ていてかっこわるいわけです。
あなたはどちらの店長ですか？
果敢に攻めてお客様の笑顔や満足を勝ち取ることに
日々執念を燃やして戦っていますか？
それとも今働いている会社の愚痴ばかりを言って、
「あ〜でもない、こーでもない」と評論家になっていませんか。
もし後者だとしたら店長辞めた方がよいです。
一緒に働く部下二とっても会社にとっても
マイナス要因でしかありません。
もちろん組織を斜めから見ることは大切です。
客観的視点も必要です。
しかし、鼻から無理と決めつけるのはどうかと思います。
お客様は日々新しい刺激と安定したサービスを
求めています。
新しい刺激は店側からの発信となります。
お客様のことを考えて考えて考えて生まれるのが売れるアイデアです。
こういった企画（販促案）は、日頃から
「どうしたらそれができるのか？」を追求する習慣からしか
生まれません。
「できない」というのは簡単です。
その瞬間試合終了だからです。
しかし、野球だって最後の最後まで諦めなければ
大逆転だってあり得る、最後の最後まで
全員が可能性を信じた結果ですよね。
「そんなの統計的に無理だよ」と決めつけるのではなく、
どうしたらそれが可能なのか？を追求することが
あなた自身にとってもスタッフにとっても
働く大切なモチベーションになると確信しています。
また、お越しになるお客様にもその店長とスタッフの
熱い思いは伝わります。
私は基本的に目に見えるものしか信じていません。
しかし、目に見えたものの裏側には
目に見えないものを感じ取ることができます。
これは日々可能性を信じて
「どうしたらできるのか？」を追求した姿勢の賜物ではないでしょうか。
あなたは会社からの方針や
新しいキャンペーンなどが本部から実施してください、と
言われたときにどのように反応しているのでしょうか。
このときに、「よし！！一人でも多くのお客様にこの商品の良さを
最大限伝えていこう！今回はどうやって伝えようか。」
と考えるのか。
「またこんな勝手なことやるのかよ。本部は現場のことを
何もわかってない」と最初から諦めるのか。
あなたはどっちですか？
前者であってほしい。
というか後者であればこのコラムをここまで読んでないですよね。
だからこそ伝えさせてください。
何事も諦めてはいけない。
プロ店長として会社を業界を変えていきましょう。
一緒に。
戦いましょう。
そして、お客様の笑顔を勝ち取り続けましょう。
このプロ店長を私はこれから増やすことを決めました。
なぜなら店長が変わるとスタッフが変わるからです。
今まではスタッフ向けの書籍を１０冊書いてきました。
これからはどんどん店長向けの書籍を出していこうと
思っています。
