売れる販売員には、それぞれ特徴があります。
売れる人と売れない人の違い、それは、圧倒的な自信です。
例えば、あなたがあるお店で接客を受けているとして、「これってどういう意味なのですか」と近くの販売員に聞いたときにその返答が、「たぶん・・・だと思います」と言われたときにどう感じるでしょうか?
「たぶん・・・ってどういうことだよ、プロじゃないのかよ」って思うんではないでしょうか?
私が靴屋の販売員で、あなたが
「すみません…この靴は革ですか?合皮ですか??」と聞いて、
「いや~、おそらく、革じゃないですか…」と言われてほしくなるでしょうか。
答えは当然、曖昧な返答をされた場合には、恐くてその商品を買わないはずです。
この逆でしっかりと自信を持って、聞いたことにコンパクトに答えてくれる販売員だとしたら、いかがでしょうか。
なるほどとうなずき「信頼」しますよね。
この信頼の度合いが購買意思決定に大きく影響を及ぼします。
では、なぜ自信を持って接客できる人と出来ない人がいるのか?
その違いは先に触れたとおり、正確な商品知識にあります。
ヤマ勘でお客様に知識を話したりはしません。
(※あいまいな返答はクレームのもとになります)
お客様は商品を選ぶ際、様々な疑問が浮かびます。
素材や、風合い、肌触り、効能など。
販売員は常にいろんな質問を受けます。
万全な商品知識がないと、何を聞かれるか分からないので、余裕を持って接客が出来なくなってしまいます。
すると、接客中にあせり始めます。
焦れば焦るほどお客様も不安になります。
「この人から買っても大丈夫かな…」と。
一方で商品知識をたくさん持っている人は、ほとんどの質問に答えられますから、おどおどせずに余裕を持って接客することが出来るので、お客様に安心感を与えることが出来ます。
この安心感が信頼を生み、購入に至るケースが多くなるというわけです。
お客様に安心して商品を購入してもらうためにも、ぜひ商品の知識をたくさん吸収して、売れる販売員を目指して下さい。