お客様は必ず何かしらの情報を得て、
あなたのお店に足を運んでいます。
トレッキングシューズであれば、
どこかで登山情報に触れたから買いに来るのです。
そこで、この情報源が一体何なのかをぜひ考えてみて下さい。
雑誌?テレビ?新聞?様々なメディアがあるはずです。
あなたのお店に来るお客様は、何をきっかけに来店するのでしょう?
雑誌なのか、ムック本なのか、テレビか、ラジオ化、好きなアイドルのブログなのか・・・
店頭にお越しになるお客様の層を特定し、
層に合った情報をいち早く入手し、
最新のニーズを掴んでいくことはとても大事です。
これは、私が靴屋で働いていたときの話です。
私はよくお店の商品を試着して、
その感想を接客トークに反映させていたのですが、
女性の靴を履くことは出ませんでした。
だからといって女性靴を知らない、では話になりません。
そこで仕事の休憩中に本屋に行き、女性誌を片っ端から立ち読みしていました。
「あ~最近は○○がはやっているんだな・・・」とここでトレンドをチェックしていたのです。
またシニア向けの雑誌も立ち読みしていました。
その情報の中で商品とリンクするものをすべて覚えておけば、
どんなお客様にも自信を持って商品提案が出来ます。
しかし、お客様の志向が、あなたの興味のない分野の場合もあるでしょう。
でも、何も知らないままでは、
お客様から話しかけられても「そうなんですか・・・」と微妙な返答しかできません。
これではお客様と関係を中々深めることが出来ず、売れない確率が上がってしまいます。
逆に話を理解して共感すれば、
お客様はあなたをたちまち信頼するでしょう。
情報は選り好みせずに、仕入れるクセを付けましょう。
ぜひ本屋に行って、お客様の趣味を年代別に少しずつ得ていきましょう。