新人はまだ能力がゼロベースなので、
いきなりトップセールス基準を求めてもなかなか上手くはいきません。
というかきわめて難しいでしょう。
かといってずっと能力がない状態を
見過ごすことは当然できませんし、
ずっとつきっきりで教えることもなかなかできません。
今は人員削減の時代なので、
教育よりもオペレーションで精いっぱいという状況が本音ですよね。
ではこの状態を改善するには、
どうしたらいいのでしょうか？
それは売れる習慣を形成することが
一番の近道です。
その方法が「改善」です。
自分で自分の悪い点を見つけ、
自分で解決案を導き出す自立型人材への成長です。
新人はどうしてもうまくいかない経験が多いため
すぐにうまくいかない体験を忘れようとします。
（現実から逃げる傾向があります。
なぜならまだ能力が浅いので自分事として捉えることができないのです）
もちろんいきなり追い込んで改善しろ！
とは言いませんが、最低限の振り返りは必要です。
事実から逃げるのではなく、
「事実を受け入れる勇気」をつけさせてください。
そこで必ず上司として、
していただきたい質問があります。
この魔法の質問は販売員の自学自習の精神を
呼び起こします。
それは「今の接客（商談）どうだった？？良い点と悪い点を教えて！」という質問です。
そして、本人に毎回答えを見つけさせてあげるように
関わって下さい。
これは最初上司から質問をすることから始めます。
何度も何度も問いかけて考える癖をつけます。
後は何も言わなくても本人で考えて、
「良い点、悪い点」を考え出して改善してくれるはずです。
この習慣形成が売れる習慣なのです。
定期的にチェックをする程度で、
売れる習慣は形成することができます。
もちろん習慣形成だけが
新人に必要なことではありません。
他にも覚えなければいけないことはたくさんありますが、
売れる習慣形成に関しては、上記のプロセスで身に付きます。
早速問いかけていきましょう。
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