昨夜は鹿島アントラーズ対レアルマドリードの決勝戦でしたね。
私は車を運転していたので実況を音声で聞いていました。
試合中に岡田武史氏が放った一言、
「ロナウド大したことないねぇ」ではなく、
「サッカーはミスのスポーツ」というフレーズです。
前半３５分くらいだったとおもいます。
皆様は覚えていますか？
私はこのフレーズを聞いて
プロ中のプロは視点が違うな・・・
と実感しました。
卓越した技術を持ち合わせた選手がぶつかりあうというのは、
パフォーマンスの基準が徹底された組織での
ミスの発生率であるということ。
私はサッカーを見るときはやっぱり
FWのゴールシーンや攻めているときばかり
画面にくぎ付けになってしまいます。
しかし、統率されたディフェンスラインや、
一人が当たりに行ったら誰が次フォローをするのか、
シュートコースは誰が消しに行って、
万が一パスを出されたときのフォローまで
徹底されています。
この組織を崩すことこそが勝負の分かれ目。
FW,MFのポジション取りや
ボールを持たないところで
テレビに映らない駆け引きを制し
相手の気を引いてスペースを作り出す、
そこにボールが運ばれて抜け出した選手が
ゴールを奪う。
コーナーキックやフリーキックにしてもそう。
まさに“崩す”や“ミス”の集大成でゴールが生まれるという
斬新な視点に違いを感じました。
実は私はサッカー少年だった過去があります。
当時の選抜のコーチが中村俊輔選手を教えていたこともあり
サッカー漬の毎日でした。
多感な時期ですから色々あって、
中学からバドミントンに転向し、
高校時代にインターハイに出ました。
生粋のスポーツ少年です。
という話はここまでにして・・・
プロは視点が違う、という話の続きです。
私も店頭に立つと、販売員の方々から
「そんな視点ありませんでした」と言われることが多々あります。
別に自分を岡田監督に照らし合わせて
言っているわけではありませんよ・笑
売上を作るためには、今までのセオリーを崩さなければいけません。
今までと同じ売り方、同じ手法、同じ販促を繰り返すだけでは
売上を最大化できない時代になりました。
数年前はアウトレットという業態だけで繁盛しましたが、
ついに地元近くで大学時代毎月のように通っていた
グランベリーモール（アウトレットではないのですが）が
２月になくなってしまいます。
ビジネスモデルは時代に合わせてコロコロ変えなければいけません。
千葉パルコも潰れ、柏のそごうも潰れます。
理由は、時代に合っていないからです。
お客様の購買行動はこの１０年で明らかに変わりました。
劇的に変わったといってもよいほどの変化です。
この変化をいち早くキャッチし、市場適応を見せた企業と、
圧倒的な商品力（伝統文化）を持つ企業だけが
成長をしています。
多くがどんどん売上が落ちています。
今まではアウトレットに行っていた人も、
今では、
・GILT
・グラムール
・ミレポルテ
といったフラッシュセールに釘付けです。
店頭にわざわざ足を運ばなくても買える上、安い。
店頭を選ぶ理由がますますなくなってきました。
足を運ばせる理由がなければお客様は店に行かない。
飲食店もこれからかなり厳しくなるでしょう。
UBEREATSが登場し、２３区を中心に、
ホームパーティや自宅飲みがどんどん流行るでしょう。
テクノロジーが店舗集客力を奪っていきます。
だから今までと同じ土俵で戦っても
ウェブテクノロジーにお客様を奪われるだけなので、
店頭の価値をこれまで以上に追及し、
集客をしていかなくてはなりません。
店舗に足を運ぶ理由づくり、
まさに独自の価値を見つけることが大切です。
（価値作りを目的として合宿研修もやろうと
思っています。興味のある方はぜひメールください）
生き残るためには、価値を高めて
お客様を店頭に足を向かせることです。
岡田監督みたいに、
普通のサッカー好きの人がテレビ観戦するのとは
違った視点でサッカーを解説することと同じです。
あの実況こそまさに価値ですよね。
テレビ中継の解説者と私たち視聴者が
同じ話をしていたらいなくてもよいのです。
それにしても岡田監督の実況は
力があって「本当にそうなんだな」と思わせる
力がありますよね。
感動しました。
ぜひあなたもサッカー界の岡田監督みたいに、
独自の価値を見出して２０１７年も
圧倒的に成長する店を作っていきましょう。
残り１名！明後日のセミナーに参加することができます！
独自の価値を見出し、悔しい２０１６年をリベンジしたい
店長や経営者にお越しいただきたいです。
今までの店舗運営では行き詰まりを感じている方はぜひ、
店舗業界の岡田武史こと、成田直人のセミナーに
お越しください！！
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