ある店の店長とちょっとした口論になりました。
それは、ある一言がきっかけでした。
「チームワーク力を高めたい」です。
たしかに。
言葉としては非常に美しい、ですよね。
でも、私は一言「早い」と伝えました。
背景としては、
そもそもチームワークを語るには、
まだまだ個の力が不足していると思ったからです。
ドラクエで言えば、レベルです。
主人公以外のキャラクターがレベル１では、
ボスを倒すことはできないですよね。
だったらまず他のキャラクターのレベルアップが
先決ではないですか？
と私は思うのです。
ある程度のレベルにいってはじめて
チームワークを考えるべきなのです。
もし全員が入社したてのアルバイトだったらどうですか？
チームワークの前にマナーですよね。
今の話は極端かもしれませんが、
それだけまずは基礎を固めて一人ひとりが
自分の意志で仕事を遂行できるレベルになることが先なのです。
それからチームワーク力を高めることに
意識を向けていけばよいと思っています。
一人前にもなってなければ、
Ａさん（０．５）×Ｂさん（０．１）×Ｃさん（０．３）
ではどれだけチームワーク鍛えても、
１をこえることはありません。
まずは、一人の能力を最低１にすることです。
すべてはそれから。
あなたはどう思いますか？
結局のこの店長とは、
ドラクエに例えて話をして、
納得していただきました。
えっドラクエの話を聞きたいですか？？
（って誰もいってない・・・）
また今度機会があれば
紹介しますね。
話を戻します。
では、成長させることが先なのですが・・・
これが難しい。
なぜならアルバイト・パートさんは
店長と比べたら売り上げのコミットメントが
極端に下がります。
成長に時間を使ってもらうこと自体が
ストレスになる可能性があります。
強制なんかしてしまうと、
成長が促進されることもなく、
やらされ感で終わります。
ではどうしたらいいんだ！？
となりますよね。
コラムでは一つヒントを。
それは、
「人間関係」です。
良い人間関係をはぐくんできていれば
成長することに対して積極的です。
しかし、良い人間関係をつくっていなければ
「なんでやらなきゃいけないの？」
というムードになります。
そういう意味では、
一度全員に朝礼時に、
「これからもっと良い店作っていくためにも
一人ひとりが成長していく必要があるんだ！
みんなでトレーニングしない？？」
とでも言ってみましょう。
そこで、「やりましょう！」となるか、
「はい・・・」
となるか。
これはあなたとスタッフとの間で育んできた
人間関係の通信簿になります。
売上が継続的に上がっている良い店の特徴の一つが、
スタッフの主体性が挙げられます。
自ら動き、自ら改善を求め、
自ら達成の習慣を構築するのが主体性です。
この主体性の原動力は、
自分のため、というよりは、店長や店やスタッフ同士やお客様のためである
ことがほとんどです。
利己的よりも、
利他的に目的を据えることで
主体性は一気に高まります。
では今日のおさらいです。
①店長自身の成長
②良い人間関係構築
③スタッフの成長
④良いチーム作り
⑤目標達成
の手順です。
もっともっと学んであなた自身が
成長することから始めましょう。
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（好きなものはＯＫです）
ありませんよ。
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